出雲大社に行くのは今年2022年で3回目。2回目の大失敗が思い出しても面白くて、良い思い出なので、書いておきたいなと思います。
目次
1回目と2回目を振り返る
1回目は島根旅行で母と参拝。6年前くらいだったと思う。何の行事もない普通の平日だった。
ここが私にとって重要である!
この時は島根県のいろんな観光地に行ったけれど、どこも綺麗でやっぱり人が少ない。どこからともなくパワーを感じられて、島根県が大好きになった!
2回目は友達と。たまたま旅行に行こうとなった日付が神在月の期間中だった。そんな話を聞くが、まず「神在月とは何か」が分からず、検索するところから始まる。
「八百万(やおよろず)の神様が全国から集まってくる期間」だということが分かる。
10月は神無月というが、(旧暦の10月のある期間のみ)出雲大社だけは「神在月」といって字の通り、神様が在る月なのだ。
正直めちゃくちゃ行きたい気持ちと、行きたくない!という気持ちが半々で、なかなか行く決断ができなかった。人がいないところが島根県のいいところなのに、神在月、しかも土日に行くなんてとんでもないと思った。
さらに天気予報が雨だったのだ。説得される中で、友達が言った。
「大丈夫!私がレインブーツ履いた日は絶対に雨降らへんから!」
この言葉をきっかけに、行くことに決めた。
ほな雨降らんな!って納得したわけではない!!説得の仕方に笑けてきて、この子と一緒に行ったら雨でも楽しいだろうなと思ったからである。
この会話の時は忘れていた。前に一緒にお出かけしたとき、雨の江ノ島で最悪やったな〜〜〜〜って思い出があることを。
「〇〇やからいいけど、こんなん彼氏となんて来たくない!!!ケンカになりそうや」言うたら→「私は友達とでもイヤや」と!!!おおおおい!!!
まぁたしかに、事前に江ノ島がどんなところかを知っていたならば、友達とでも嫌かもしれない。道狭いし、アップダウンあるし、傘さしてるから話が全然出来んのよね。
結局、島根旅行は3日目の最終日だけ雨だった!ふたりともしっかりレインブーツ履いて、しっかり雨降りましたわ!!けど、そんなことはどうでもいい。
神様いるよ。私は信じる。
2021年の大失敗
出雲大社での動き方に関して、とにかく上手くいかないことも多かった2021年。それを(2022年はもうすでに行ったので、)2023年にも活かせるように、書いておきたい!
- 稲佐の浜へバスで行った
- 人が多い時間に行った
- 出雲大社の全体像を把握していなかった
はい、ぶーーーです✖️✖️✖️
1と2は本当にバカ野郎だったと思う。舐めてた!
3は、私の性質として、ものすごく忘れっぽいことが挙げられます。なので、基本自分で調べずに行ったところ(連れて行ってもらったとか)は場所の位置関係、方向感覚、すぐに忘れちゃいます。最近は覚えておけるように工夫していますが、5年も前の神社の全体図なんて覚えてないわけです、、、
出雲大社に足を踏み入れるまで
6:00 新大阪から新幹線
7:00 岡山で待ち のんびり朝ごはん
8:00 岡山から特急やくも
11:00 JR 出雲市駅 到着
11:30 一畑電鉄 出雲大社前駅 到着
いろいろなめてたけど、出雲大社前駅に着いてすぐ、島根県民ののんびり屋さんに遭遇した。神在月、人が押し寄せるのは分かっているのになぜ駅の人員を増やさない!!
改札も一人で手渡し。
ニモツ御宿お届けサービスを利用したくて窓口に一番乗りしたけど、改札全員通り終わるまで窓口に誰も来ない。なんせ、一人で全部の業務をやっておられるので!まぁ、30分・1時間に1本だったらそうなるのかな。窓口に1番乗りして本当に良かったと思った。めっちゃ並んでた、、、
荷物を預けてお昼ご飯を食べる。食べるのにも、30分ぐらい並んだだろうか。
13:20 稲佐の浜行きのバスの発車時間のはずだったが、バスが来ない。
帰りはもちろん歩きで。一瞬で戻って来れた気分!!
やっと参拝が始まる
稲佐の浜のお砂をもらって出雲大社の参拝が始まる。しかし、私たちふたりは何の下調べもしてこなかった。だから鳥居をくぐってすぐ現れた行列が、何の行列なのかが分からなかった。(祓社、はらえのやしろ)
もう14:30頃になっていたので並ぶのを諦めた。
進んでいくと、なんということでしょう。すべてのお社に大行列ができている。お守りも御朱印所もどえらいことになっている。もはやどこに並べば良いのか、優先順位も分からなくなった。
友達がどうしても欲しかったお守りが、お守り所になかった。調べるとそれは北島国造館にあるそうだ。(出雲大社を東に徒歩5分)
それが白いお守り「白守」。めちゃくちゃ有名なお守りらしく、人気すぎて手に入らない時期もあったんだそうな。これがまた、可愛い!!!白に見えて、うっっすらピンク色。ふっくらしてて落ち着く感じがする。友達のを見てるだけで、ニマニマにやけてしまった。
そんな私は神在月限定の龍蛇神お守りを購入してしまったんだけど。出雲大社のお守り所でも、平成の大遷宮、蘇り守りを1回目に続き購入出来て嬉しかったな〜!
さて、お守りをゲットして、さぁ!お参りするぞ〜!
私たちは、ゴールも見えない大行列に並ぶ。お砂を頂けるお社である。(素鵞社、そがのやしろ)このお社、東十九社くらいにまで並んでいる。恐ろしい。
無理だと思いながら、ここだけは!!と頑張った!
1時間ぐらい並んだであろうこのお社。やっと私たちの番が回ってきた。そのときである。
- お賽銭の回収がやってくる。
お賽銭の回収の最中であっても、どうぞ続けてくださいという感じだったので、その場で参拝せざるをえなかった。ジャラジャラジャラジャラと何の雰囲気もない。こんなに待ったのになんでこんなタイミングなんだろうと思った。
ただ出雲大社のお砂は、かろうじていただけた。もう少し後の人だと、もう何もお砂は残っていない、そんな状態だった。
その後もこんなことが。 - 最後に拝殿でお参りをしようとした直後、規制線が貼られる。
お参りしようと拝殿に向かうとき、規制線みたいなものが貼られた。結局、まともに参拝できたお社はひとつもなかった。人がわぁーーーと寄って来て、私たちは何が起こっているのか分からず、ただそこにいる状態。何事か調べてみると、それが「神等去出祭」だった。神在月最終日だったので、神様が去っていく神事ですね。
それは間違いなく神様に会えたと言う実感があるからである。
神様が出雲大社から去っていく神事。幸いなことに、かなり前の方で神事をを見ることができた。
神様が去っていくとき、
今まで神様って信じてなかったけど、
あ、神様おる。神様ってほんまにおるんやな。え、だって今そこにいはるやん。それで今、全国のお社に戻っていってはるやん。すごいなぁ。ほんまに八百万の神様が今日、今、ここに、今までいはったんやなぁ。
って実感する出来事だった。
もう同じ経験は出来ないだろう。それでも毎年、神様に会いに行ける機会があるのだから、それはぜひ会いに行きたい!と思うのである。
17:00 灯りが少なく、もうほぼ真っ暗である。
18:30 ホテルに到着
2日目は長距離移動!八重垣神社、境港、足立美術館、玉造温泉。3日目は玉造温泉、松江城。めちゃくちゃ凝ったノート作ってて感動!我ながらすごい記録!!それ見ながらこの記事書いたよ。グッジョブ!!
まとめ
神等去出祭があったからこそ、神在月に出雲大社に行く意味はある!と断言できるのだが、なんせ失敗が大きすぎた。
だからこそ、2022年は絶対に失敗しないと心に決めて挑んだ。
ここまで読んでくださった方が気付いておられるか分からないが、もうひとつ、致命的な大失態を犯している。
あそこが出雲大社の真骨頂ではないのか?中央にある拝殿が大しめ縄なんだと思っていた。これは本当になぜふたりもいて、ふたりとも気付かなかったのか、、、愕然
と、いうことで!
2021年の出雲大社参拝での【大失敗】でした!
- 稲佐の浜へのアクセスは歩きで良い
- 人が多い時間に行ってはならない
- 出雲大社の全体像を把握しておく
初めての方は、↑ これ ↑ 鉄則で参拝するのがオススメです♬
2022年は無事参拝出来たのでしょうか!
さてはて、、、、